「真空」環境を作り出す為の機器として、真空ポンプがあります。
真空ポンプにはさまざまなタイプがありますが、中でも油回転真空ポンプと油拡散真空ポンプは代表的な存在です。
いずれも真空ポンプ油の働きがその機能を最大限に引き出す決め手となります。

  1. 油回転真空ポンプ油必要特性
    低蒸気圧、適正粘度、抗乳化性、水分離性
  2. 拡散ポンプ油 必要特性
    低蒸気圧、耐熱性、耐酸化性、耐放射線性

  油の性能は、機器の性能や寿命に直接関わり、時には真空技術そのものにまで影響を及ぼします。

ネオバック

  当社が他社に先駆けて開発してきた真空ポンプ油であり、真空ポンプ油の代名詞の様に親しまれています。

  1. 石油系
    高度に精製された鉱物油を、自動流下式真空薄膜蒸留装置で精密分留したものです。
  2. 合成系
    化学的に安定した物性のものです。

ネオバックの「種類と性状一覧
油回転真空ポンプ油

 
品名/項目 引火点 ℃ 動粘度
40℃
mm2/SEC
流動点

ASTM
離水度 熱安定度 170℃ ×24h 蒸気圧
50℃
Pa
石油系
ネオバック
MR-100
230
44.6
-17.5
L0.5
40・40・0
(5以下)
合格
1.3×10-2以下
(1×10-4
ネオバック
MR-200
256
71.0
-17.5
L0.5
40・40・0
(5以下)
合格
1.3×10-3以下
(1×10-5
ネオバック
MR-250
286
105.0
-15.0
1.0
40・40・0
(5以下)
合格
1.3×10-3以下
(1×10-5
ネオバック
ST-200
252
73.5
-15.0
L2.5
-
合格
1.3×10-2以下
(1×10-4
ネオバック
MR-200A
252
71.0
-12.5
L0.5
40・40・0
(5以下)
合格
1.3×10-3以下
(1×10-5
ネオバック
MR-250A
276
105.0
-12.5
L1.5
40・40・0
(5以下)
合格
1.3×10-3以下
(1×10-5
合成系
ネオバックSO-M
254
63.7
-20
以下
L0.5
40・40・0
(5以下)
合格
4×10-4以下
(3×10-6
ネオバックSO-H
300
95.0
-15
以下
L0.5
40・40・0
(5以下)
合格
4×10-5以下
(3×10-7
ネオバック
SA-L
250
30.0
-15
以下
L0.5
40・40・0
(5以下)
合格
4×10-4以下
(3×10-6
ネオバックSA-M
260
65.0
-20
以下
L1.0
40・40・0
(5以下)
合格
4×10-4以下
(3×10-6
ネオバックSA-H
300
95.0
-15
以下
L1.0
40・40・0
(5以下)
合格
4×10-5以下
(3×10-7
特殊系
ネオバックDR-M
234
68.3
-12.5
L4.0
-
合格
1.3×10-3以下
(1×10-5)
ネオバック
SA
250
38.2
-15.0
3.5
-
合格
6.5×10-2以下
(5×10-4

油拡散ポンプ油

品名/項目
引火点 ℃
動粘度 40℃ mm2/SEC
平均
分子量
色 ASTM
蒸気圧
25℃Pa
作動温度 ℃
到達圧力 Pa
ネオバック SX
250
22.0
約394
L0.5
7×10-6以下(5×10-8
170〜210
1.3×10-5以下
(1×10-7
ネオバック
SY
260
25.0
約422
L0.5

1×10-6以下(1×10-8

180〜235
6.6×10-6以下
(5×10-8
モレスコ
エクセロール 54
300
290.0
約446
L0.5
7×10-9以下(5×10-11
230〜280
1.3×10-8以下
(1×10-10
  • ブースター・エゼクターポンプ油
    性状値は別途お問い合わせ下さい。
  • メカニカルブースター油
    性状値は別途お問い合わせ下さい。
  • センターバルブ油
    性状値は別途お問い合わせ下さい。
  • 真空グリース
    性状値は別途お問い合わせ下さい。